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休職相談

当院には、お仕事の悩みやストレスが原因で、不調を感じている方が、多くご来院されています。
そういった場合、治療の選択肢のひとつとして「休職」をご提案させて頂く場合がございます。
休職から復職までの治療について、以下の内容を参考にして頂ければと思います。

「会社へ行くのがつらい」→早めにご相談下さい

現代社会で、特に仕事においては、様々な悩みが存在します。
職場環境や人間関係、上司との相性、パワハラ・セクハラ、長時間労働など、様々なきっかけから、適応障害やうつ病などのメンタル不調を抱えている方が多くいらっしゃいます。
メンタル不調を抱えながら仕事をしていると、ミスが増えたり、仕事のパフォーマンスが低下したり、悪循環に陥るケースがほとんどです。
高ストレス下では、誰しもそういった状態になる可能性があります。決して珍しいことではないので、早めにご相談下さい。

 

 

「休む」という治療方法

メンタル不調を改善させる治療法として、お薬やカウンセリングだけでなく、環境調整がとても重要です。
仕事のストレスが原因となっている場合、そのストレス要因から離れて、しっかりと休養を取ることが、回復のための第一歩となります。
まさに「休む」という治療方法で回復を目指していきます。

例)休職までの流れ

STEP1 医師による診察

医師による診察で、休職の必要性を判断いたします。
その際、患者様の希望を踏まえ、最初の休職期間についても決めていきます。

STEP2 休職診断書の発行

病名、症状、休職の期間などを記載致します。
会社指定の書式や、記載内容に指定がある際は、診察の際にお申し付けください。

STEP3 職場へ休職診断書の提出

職場へ診断書を提出して、病状を知ってもらい、休職について相談しましょう。
職場に行けない方は、郵送で提出する方もいらっしゃいます。

STEP4 休職

休職中の通院

休職中は、1~2週間に1回くらいの受診頻度で通院することをお勧めします。
定期的な受診の中で、休職延長の必要性を考えたり、復職時期を検討したりしていきます。
通院する中では、復職へ向けた準備や、段階ごとの目標設定などをご提案致します。
復職への準備が整ったら、復職診断書を作成致します。
復職後も、病状の再燃予防や、安定して仕事を続けていく為に、定期的な通院をお勧めします。

例)休職までの流れ

STEP1 しっかりお休みする期間

まずはしっかりとお休みする期間です。
仕事のことは考えず、とにかく何もしない期間だと考えて下さい。
一切の活動をお休みして、充電する期間だと考えてみて下さい。

STEP2 好きなことだけやる期間

「しっかり休めている」という気持ちが得られるようになったら、好きなこと、興味を持てることをやってみましょう。
無理せず徐々に活動量を増やしていきます。
またこの時期から、睡眠や食事等の日常生活のリズムを整えることを意識していきます。

STEP3 職場へ休職診断書の提出

生活リズムが整い、好きなことの活動量が増えてきたら、復職へのリハビリを始めていきます。
本を読む、パソコンを触ってみるなど、仕事に関連しそうなリハビリ活動を行っていきましょう。

STEP4 復職への準備期間

「働きたい」という気持ちが取り戻せたら、復職への準備を進めていきます。
職場の配置や時短勤務など、復職時に必要な条件を、職場の方や産業医の方と相談していきましょう。
また復職する際に、求められる状態がどういったものなのかを確認し、その状態まで回復できているかを、復職の目安にしていきましょう。

休職中の収入について(傷病手当金)

病気やケガで休職した際に、加入している健康保険組合から、給与の約2/3程度の金額が支給される「傷病手当金」という制度がございます。
会社が加入している健康保険の被保険者であれば、正社員、アルバイト、パート、派遣社員等の方が対象です。
金銭的な不安から休職を躊躇してしまう方の為に、療養に専念して頂くための制度とお考え下さい。

受給期間は最長で1年半です。支給には、医師による証明が必要です。
この医師による証明は、初診日以降の証明が可能となります。
患者様にお会いする前の期間の証明は出来ませんので、もし既にメンタル不調で会社をお休みされている方は、なるべく早めの受診をお勧め致します。

また、医師の証明の為には、できれば2週に1回の受診をお願いしております。
証明期間に一度も受診がない場合は、申請書をお書きできない場合がありますので、ご注意下さい。

傷病手当金について詳細

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